地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、吉川市の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

まいぷれ広場

[雑談] 水道水フロリデーションって知ってます?

水道水フロリデーションって知ってます?

Mr.コロ  さん

2009/10/06 21:44:49
全てに公開 コメント数(14)

水道水フロリデーションってご存知ですか?
私もこの2月に初めて知りました。
私達が毎日使う水道水にフッ素化合物をほんのわずか(0.8ppm)いれて、飲んだり料理に使ったりする事で虫歯にならないように予防する方法だそうです。
外国ではもう50年も60年も前から取り入れていて、その効果は顕著だそうです。
費用も年間、一人当たり百円以下で済むと聞いています。
それなのに、なぜ日本では行われないのでしょうか?
私にはもう自分の歯が残り少ないので、個人的にはどうでも良いのですが、子供達の為には
是非取り入れてあげたい事です。
子供達の虫歯になる率が80%以上も激減した例も数多いとのことです。
世の大人の一人として、将来を担う子供達の為に、莫大な借金を残すだけではなく、ほんの僅かな幸せも残してあげたい!!!

コメントの古い順コメントの新しい順

1 poporon  さん
2009/10/06 22:38:50

以下歯科関係のホームページより抜粋
良いことづくめに思われるフッ素の応用ですが、フッ素濃度の高い水を飲む地域住民の歯に、斑状歯という白い斑点や濁りを生じる歯の発生率が高いという報告があります。微量のフッ素を長期にわたって用いた場合の研究や報告も少なく、その弊害についても慎重に検討する必要があります。また虫歯の予防効果についても研究者の報告や解釈がすべて一致している訳ではありません。
という見解もあります。

2 吉川市WF推進協議会  さん
2009/10/07 14:19:55

フロリデーションが話題に上って嬉しいです。

まず、言葉の間違いについて。フッ素化合物という表現はフッ素の有機化合物を指すので、むし歯予防に使うフッ素は無機で、フッ化物といいます。

フッ素濃度の高い水を飲むと云々は、濃度が高ければ問題となる斑状歯になりますし、濃度が薄ければ逆に、むし歯になります。フッ素の濃度は高くても薄くてもよくありません。ちょうどよい濃度に調整するのがフロリデーションです。
最適な濃度にすることで、問題となる斑状歯もむし歯の発生も、両方とも予防できるわけですね。この、両方とも防ぐ、ということから、良いことずくめで本当かしら、なんて、かえって誤解を受けやすいようです。

さて、フロリデーションのフッ素濃度は、生命の源である海水中のフッ素濃度1.3ppmより薄く、日本の水質基準では海水の約3分の2にあたる0.8ppmまでとなっています。
国内の水道水のほとんどはこれより薄いため、フッ素を添加することになりますが、濃いところでは薄めます。

微量のフッ素を長期にわたって用いた研究や報告が少ない?
1945年からアメリカとカナダでフロリデーションが実施され、現在60カ国以上、4億人以上の人々が飲んでいます。
フロリデーション関係の文献は何百という単位、これほど研究されてきたテーマはなく、医学的には結論が出ているため、もう研究者から関心を持たれていない、といった状態のようです。

WHOは1969年以来ずっと推奨し、フロリデーション実施の勧告を加盟国に対して3回もしています。弊害があり、効果が疑われるものをWHOが推奨するでしょうか?
私は一部の研究者の報告や解釈より、より多くの専門家からなるWHOの推奨を信頼しています。ちなみに、フロリデーションは150以上の専門機関推奨です。

3 poporon  さん
2009/10/07 18:23:50

効果を否定する訳では無いのですが
近年沖縄県久米島で中止になった経緯があるのが事実です。
また、下記の様な記述もあるのも事実です。下記ホームページより抜粋
http://allabout.co.jp/health/kw/0010/
WHOは、1969年にフッ素による虫歯予防の提言を行ったが、1994年、「6歳以下の児童のフッ素洗口は強く禁止」という見解を発表。日本の厚生労働省は、現在、水道水にフッ素を添加することを認めていない。
上記とは関係ないのか一般の人にも解るように説明して頂ければ良いかと思います。

4 吉川市WF推進協議会  さん
2009/10/07 22:16:36

沖縄の久米島で中止になったという表現は、フロリデーションされていて中止になったという意味でしょうか?

本土の子どもたちのむし歯が減りつつあったころ、久米島の旧具志川村は子供たちのむし歯多発に困っていました。そこで、島の歯科医はフッ素洗口を提案、小中学校でフッ素洗口を始めました。おかげでむし歯が半減しました。

しかし、むし歯は子供の時だけの病気ではありません。むし歯予防は生涯必要です。そこで、赤ちゃんからお年寄りまで、生涯にわたってむし歯予防に役立つフロリデーションを始めようと、歯科医や村長、村行政の人たちも一緒になって準備中でした。

その後、具志川村は隣の仲里村と合併して久米島町になることになり、町長選挙が行われました。合併前の合意書では、具志川地区だけフロリデーションを実施すると明記されていましたが、その時立候補した旧具志川村長が僅差で敗れ、新しい町長は実施しなかったのです。
フロリデーション実現目指していたところ、思わぬ政治的な流れでかなわなかったわけですね。フロリデーション実施に至るまでの難点は実は、科学ではなく、この種の政治的プロセスなのです。
フロリデーションの本質は社会事業であり、その実現は社会正義であると言われています。政治は正義であるべきだ、とある国会議員が言っていましたが、いざとなると・・・ね。
落選した旧具志川村長さんは現在、沖縄県議として活躍中です。フッ素洗口はすでに20年継続中です。島の歯科医はフロリデーション実現への意欲をもちろん、今なお捨てていません。

5 吉川市WF推進協議会  さん
2009/10/07 22:32:55

後半の質問について。その前に必見!
歯科医師会の世界バージョンともいうべき国際歯科連盟は1964年からフロリデーションを推奨し、むし歯予防法の優先順位No.1にフロリデーションを掲げています。
連盟に加入している日本歯科医師会のHPからhttps://www.jda.or.jp/park/prevent/index05.htmlをご覧ください。フッ素情報が満載です。
情報が正しいかどうかはまず、発信元を確認することから始めるとよいと思います。

6 吉川市WF推進協議会  さん
2009/10/07 22:59:12

何度もすみません。
さて、6歳以下の~に関して。WHO見解の根拠になった論文(Weiら 1983年)には、①フロリデーションが実施されている地域において、幼児がフッ素洗口液を誤飲した場合の量を測定した調査結果から ②フッ素洗口液を全量飲み続けた場合、斑状歯が誘発される可能性がある、と記されています。
現在、国内でフロリデーションが実施されている場所は、在日米軍基地と、数か所の天然フロリデーション地区だけです。
したがって、たいていの地区では、①が当てはまらないので、6歳以下~は考えなくてよいでしょう。また、1回ぐらい誤飲したからといって、問題はありません。あるのはむし歯予防効果だけです。
日本口腔衛生学会も、フロリデーションをはじめとするフッ素の全身応用がされていない日本では、問題なしと表明しています。

もう1点。厚労省は2000年、自治体からの要請があればフロリデーションの技術支援をすると表明していますから、フロリデーションを認めていない、というのは間違いです。

7 Mr.コロ  さん
2009/10/08 00:02:54

こんばんは!
いやー、私の投げかけた話題にお二方とも熱心にやり取りを展開いただき有難う御座います。
専門的な内容も含めて、随分と勉強になります。
いろいろと情報が溢れていて、何を信用すればよいかの判断は難しいものがありますね。
しかし私がこの話を聞いて、これは良いと思った根拠は次の二点にあります。
一つは、我々人類が生まれでたといわれる母なる海、海水のフッ化物濃度が1.3ppmでフロリデーション水より濃いという事実。
また一つは、欧米で長期にわたる実績があり、事実虫歯保有率が激減していると言う事です。
私はこの二点だけでも充分だと思ってます。
吉川市で日本で先駆けて実現できたらと、切望しています。

8 Mr.コロ  さん
2009/10/08 12:29:58

追伸です。
吉川市では水道水フロリデーションとの係りはずいぶん歴史が在るようです。
松戸市に日大の歯学部がありますが、ここと提携を結んでいるとも聞いてます。
又つい最近ですが、水道水フロリデーション推進協議会が市内有志をもって発足しております。
この”まいぷれ”のコミュニティにも登録されています。
水道水フロリデーション(WF)に賛成の方は激励の言葉を!
疑問のある方は「これはどうなの?」と質問をぶっつけてみてください。
皆さんの飛び込みをお待ちしているとのことです。

9 ぶとうかい  さん
2009/10/12 17:24:31

水道水フロリデーションを実施するためには、ひとつの大きな課題があります。

水道水フロリデーションの最適濃度は、だいたい0.8~1.0ppm程度ですが、水道法ではフッ素濃度の上限が0.8ppmとなっています。

水道水にフッ素を添加して、0.8ppmの濃度に一定に保つことは事実上困難です。少しでも上限を超えると水質基準に違反したことになってしまいます。

速やかに、厚生労働省に対しフッ素の水質基準の上限を1.0~1.2程度に引き上げるよう働きかける必要があると思います。

10 吉川市WF推進協議会  さん
2009/10/12 21:13:32

ぶとうかい さんの鋭い視点に感心いたしました。
おっしゃる通り、日本の現在の水質基準は世界標準より低めになっています。
フロリデーションは、審美的に問題となるような歯のフッ素症も、むし歯も、両方とも防げる濃度に調整する方法ですが、日本の場合は、歯のフッ素症防止の方にやや力点を置き、むし歯を防ぐという利益はあまり考慮されていないと言えるでしょう。

フロリデーション発祥地のアメリカでは、地域ごとの年間平均の最高気温に基づき0.7~1.2ppmが適正濃度です。沖縄から北海道まで南北に長い日本の場合も当然、全国一律濃度はおかしいのです。研究によると関東地方は1ppmぐらいが適正のようで、北海道は1.2ppm、沖縄は0.8ppmだったと記憶しています。

予防効果の観点からばかりでなく、ぶとうかいさんのお言葉の通り、変動する濃度の幅を想定し、技術的観点からも水質基準値は再考されるべきだと思います。今のままだと、どうしてもフッ素濃度を低めに設定せざるをえないですからね。

これに限らず、フロリデーションを実施するかしないかの判断は自治体に委ねられているとしても、厚労省は実施に向けてのガイドラインぐらいは発行する責任がありますよね。鳩山幸さんが好きな韓国ではちゃんと法律が制定されているんですけどね。

11 大盛りP  さん
2010/02/02 19:10:49

突然 失礼いたします。門外漢の素朴な疑問をひとつ。
歯科というか、口腔外科(かな)的には
フッ素化合物の添加(といっていいのか)とても好いように思えますね。

でも、ひろく考えて内科的にはどうなんでしょう。
水道水に、ということであれば、全身に影響出そうに思います。

12 ぶとうかい  さん
2010/02/03 14:50:04

大盛りPさん、こんにちは。
ぶとうかいです。

水道水によるフッ素虫歯予防について内科的にご心配であるというご意見ですが、別のまいぷれ広場で
「お久し振りに!フロリデーションを思い出して!」
 http://yoshikawa.mypl.net/community/000000003163/space?tid=47138&cmt=6
・・・で議論していますので、参考になさっては?!

13 Mr.コロ  さん
2010/02/03 16:56:07

大盛りPさん、こんにちは。
素朴な疑問でも、ぶっつけていただき有難うございます。

皆さんが心配しており、国なり地域行政なりが踏み切れないのは
実に”大盛りPさんの言う”この辺なのでしょうね。
「毎日使う水道水に入れて本当に影響が無いの?」でしょうね。

いろいろな方からの情報を見聞きして、肯定的な納得を得られるよう期待しております。
ぶとうかい さんの言われる、もう一つの議論の内容も参考になさってください。

私は前にも述べさして頂きましたが、、これは良いと思った根拠は次の二点にあります。
一つは、我々人類が生まれでたといわれる母なる海、海水のフッ化物濃度が1.3ppmでフロリデーション水より濃いという事実。
また一つは、欧米で長期にわたる実績があり、事実虫歯保有率が激減していると言う事です。
この二点に加え、日本人が何百年と飲んでいる緑茶のフッ化物濃度が丁度、フロリデーションの濃度に近いとのことです。
これはまた、心強い安心の根拠ですね。
しかしお茶を何から何まで使うわけにもいきませんが、ご心配されている事の払底に役立つかと思います。

少しずつでも、ご質問の疑問が解決できたら良いのですが。

14 吉川市WF推進協議会  さん
2010/02/03 22:28:43

大盛りPさん こんばんわ 関心を寄せていただきありがとうございます。
また、Mr.コロさん、ぶとうかい さん、いつもありがとうございます。ちょっと忙しくしておりましたので、遅くなっちゃいました。

「口腔外科(かな)的には良い」というご意見について、
歯の外側からフッ素を使うのは良い、というお考えなのかと解釈して説明いたします。

歯の外側からフッ素を届ける方法は3つ、口の中だけの使い方なので局所的応用法といいます。
①専門家使用限定ですが、高濃度フッ素を歯の表面に塗るフッ素塗布法 
②フッ素配合歯磨き剤で歯を磨く方法 
③フッ素溶液でぶくぶくうがいするフッ素洗口法

以上の3つはどれも、フッ素を予防薬として口の中だけで使い、その後は飲み込まず吐き出します。効果の現れ方は、主に歯の表層の強化です。あたかも、歯にヘルメットを被せるような感じですね。

「内科的にはどうなんでしょう。水道水に、ということであれば、全身に影響出そうに思います」というご意見について、
内科的!なかなかの表現に参りました。

フッ素水道水を飲むと、フッ素は胃から吸収され血流に乗って、顎骨内の歯の中に届きます。歯の中に届いたフッ素は、歯の結晶の成長に役立ち、安定した構造にして、歯を内側から強化します。
実は小児期のように、歯の結晶が作られている最中に、フッ素が歯の中に届いたときが効果絶大!子どもたちに最高の歯をプレゼントできるでしょう。
一方、成人のように歯の形成が終わってしまっても、血流から唾液腺へとフッ素が届き、唾液分泌という形で歯の外側からフッ素を届けられます。

水道水を飲んで吸収されたフッ素で、内側からも外側からも歯質を強化できる方法が全身的応用法です。
日本ではなじみが薄いのですが、こういう使い方のフッ素はミネラル栄養素として位置づけられています。WHOとFAO(国連食料農業機構)は1974年、鉄と一緒にフッ素を必須栄養素と認定しました。

世界には、フッ素水道水のほかにフッ素添加食塩やフッ素添加ミルク、フッ素の錠剤や液剤といった全身応用法があります。

「全身に影響が出そう」というのは、心配だということですよね?
身体に含まれるフッ素の99%は骨と歯に分布しています。カルシウムと仲良しだからです。骨に対してフッ素水道水はプラスにもマイナスにも影響せず、影響が出るのは歯に対するむし歯予防効果だけです。

大盛りPさん、不安なことがあったら、また遠慮なく書いてくださいね。

コメント数(14)

コメントする

コメントするにはログインする必要があります。