ろけぷれ!
『ピューと吹く! ジャガー ~いま、吹きにゆきます』の製作現場に潜入せよ!
茶柱: おいーっす! あけおめ! ことよろ!
ナカ: うおーーっす! 同じく。あけおめ。ことよろ。(なんか古くねえか)
茶柱: 今年もあけちゃったね! 昨年チューはいろいろお世話になりましたねえ、モー2009年になっっちまった! ウッシッシ
ナカ: はい、ウッシッシ(正月あけからこんなおやじギャグではじまるのか、やだやだ)
茶柱: さて! 本年1発目の「ろけぷれ」ですが……。
ナカ: チッ! ガン無視かよ!
茶柱: オイラはいつでもそうやって無視されている! 慣れれば平気じゃ。
ナカ: 相変わらず無茶な進行で。
茶柱: ということで今回のろけぷれでございますが……。
まいぷれ読者の皆さんは映画館で映画をご覧になったこと、勿論ありますよねぇ。でもでも、マナーの悪い人がいたら、楽しい映画もちょぴりガッカリで……。しかし! そんな不安を解消してくれるのが、そう! 我らが『TOHO シネマズ』。
なんてったって上映前に映画館でのマナーをがっつりと楽しいアニメで教えてくれるんだからもう最高!
何やら怪しい秘密結社 鷹の爪団の方々が登場するあのアニメ!
皆さんもご存じでしょ?
てなわけで、今回はアノ!
鷹の爪団の生みの親であり、Flashアニメ界のカリスマFROGMAN(フロッグマン)さんが、なな、ぬあンと! 新作Flashアニメムービーを制作中との噂をキャッチ!
怒濤の突撃取材を敢行した!
ナカ: ほおお、そいでもってここはどこワタシは誰?
茶柱: ここは都内某所。蛙男さんのオフィスでごじゃるのだ。
でもってアンタはナカ!
ナカ: ああ! ほんまにほんまものの蛙男さんやん!
茶柱: なんで関西弁やねん。では早速ろけぷれ! 敢行しやしょう! !
――FROGMANの意味を教えてください。 唐突な質問にもFROGMANは落ち着いた声で答えてくれた。
「自分は以前、ドラマや映画の製作に携わっていたことがあるんですよ。現場は常に修羅場で様々なスタッフの要望を満たさなければならない。自分の役目は言わば“何でも屋"で、業界ではそういった人たちの事を“FROGMAN"と呼んでいました。だからそれ以来自分をFROGMANと名乗っています」
ナカ: 蛙男という名前から、ゲロゲーロなお兄さんか、スターウォーズのジャバザ・ハットを思い浮かべていたが(失礼! )とんでもありません! メタボゼロのスマートでダンディなヴィジュアル! (茶柱とは全くちゃう)おまけにまるでDJのようなそのジェントルヴォイス! そんなFROGMANさんに思わずうっとりしちゃいました。
――「新作は、週刊少年ジャンプで連載中のうすた京介さんのギャグ漫画“ピューと吹く! ジャガー"のアニメ映画化で、タイトルは『ピューと吹く! ジャガー ~いま、吹きにゆきます』です。昨年来うすた京介さんとFROGMANは既にOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)としてDVD3巻をコラボレートしていて、今回はそういった一連の流れのなかでアニメ映画化の話が進行していった訳です」
茶柱: とにかくこのアニメがトンでもスゴイのだ!
謎の笛吹き男で、スター養成学校「ガリプロ」のふえ科講師ジャガーことジャガー・ジュン市を中心に、ヒップホップ講師ハマー、ふえ科学生ピヨ彦ら、多様なキャラクターの持ち主たちが織りなす青春不条理ギャグ。今回ジャガーたちは伝説の笛を求めてパラレル・ワールドに迷い込み、 未曾有のアドヴェンチャーに遭遇する。
――「長編アニメとして劇場公開されるので、これまでのDVDでは出来なかったスケール感と掛けられる限りの製作費(笑)でピューと吹く! ジャガーのアニメ映画化に挑みたい! コミックとはひと味もふた味も違ったFROGMANテイストを是非劇場で体感してください」
と、今回の劇場版アニメ化に並々ならぬ意気込みをFROGMANさんに語ってもらいました。
茶柱: いやあ、しっかしねえこのインタビューを受けていただいたときFROGMANさんはメッチャ多忙で(アタシはメタボ)恐らく関係者の方からお話を聞くだけ……。
といった具合に段取りが進んでおりましてねえ。
ナカ: そうそう、なにしろ当日急に直接インタビューがとれるど~、ってびっくりしましたよねえ。いやうれしかったです。
茶柱: FROGMANさんご本人のインタビューは5分程度と言われていたのですがア! ! ! ところがぎっちょんちょん! FROGMANさんはなななな、なんと1時間も時間を割いて「ろけぷれ」の為に語ってくれたんですよね!
ナカ: はい、そうでしたです。うるるん。
茶柱: でもって最初は作品についてあるいは、制作の進行状況についてお伺いしようと思っていたのですが、ナナナなんと。
――ああ、まだシナリオを書いている途中でね、まだまだ進んでないんですよ~
ってなおおらかさで少々びっくりしたんですが、島根時代に既にまいぷれとのコラボレーションがあるとか、島根はロケーションの宝庫だとか、色々と島根談義に花が咲きました。
ナカ: 茶柱先生が「映画と島根は密接な関係がありますよね。映画はシネマで、FROGMANさんは島根に縁がありますねえ」(ここんとこ、一応ダジャレになってますんで声に出して読んでいただけるとわかりやすいかと)とやらかして一気に空気がドン引きになりましたね。
茶柱: いやいや大爆笑の渦を超えて気絶寸前でしたなあ。
それはさておき、FROGMANさんと「まいぷれ」は本当に昔からの付き合いがあったという事実は素晴らしいかったですねえ。
ナカ: まさかと思ったらほうら島根じゃあFROGMANさんのキャラ「まいぷれ」刑事が「まいぷれ」号に描かれているのでごじゃいます。まいぷれ刑事は、まいぷれのテレビCMにもなってたんですよね!
ナカ: おまけにサインまで頂いて。うるるん。
茶柱: そのうえまいぷれまで持っていただいてパチリ!
ナカ: なおFROGMANさん渾身の一作! 『ピューと吹く! ジャガー ~いま、吹きにゆきます~』は1月1日よりTOHOシネマズに六本木にて先行公開の後、1月10日より全国のTOHOシネマズにて順次公開でーす!
編集後記
いや、本当に本当に素敵な方でした! そしてその声もホンマに素敵!
そう前々から思っていたのですが、ななああんと! (こればっかしですまんのう)今度は蛙男商会・FROGMANが吹替声優に初挑戦! とのニュースが舞い込んできたど。
2009年1月28日にリリースされるDVD『OSS 117(おーえすえすいちいちなな) 私を愛したカフェオーレ』に吹き替え声優を初挑戦するのだ! しかも主要登場人物を一人でこなすというのだからモー大変だ!
今年も蛙男から目が離せません! いやお耳も離せましぇん!
取材協力:株式会社ディー・エル・イー