よしかわ便り
キッチンママさん 新年会におじゃまして
「キッチンママ」の会は今から10年ほど前、発足したサークルです。
単なる楽しみの会に留まらず、健康で生き生き暮らすためには
どんな食生活がいいのかに端を発し、年に数回講習会を開いて学習しながら、
実践を積み重ねてきたということです。
今までに3冊のレシピ集を発行し、他市町村から引き合いが来るほど大好評だったようです。
この日のメニューはお雑煮
参加者20人が４台の調理台に分かれての作業
レシピなどなくてもそこはベテランの皆さんの腕が冴えます。
長年培った勘と舌でたちまちおいしいお雑煮の出来上がり。
出来上がり。
紅白のお餅が入っています。
裏に席の番号が書いてあります。
終始、和やかで楽しい雰囲気が伝わってきます。
それもそのはず、席順も毎回くじ引きで決めたり、名札も「○○ちゃん」と書かれてあったりと、
さまざまな工夫を凝らしてあります
吉川のお雑煮の特徴を知りたいと思い、吉川出身の方にお話を伺いました。
昔はどこの家でも味噌を作っていたので味噌味だったそうです。（醤油は高価であった）
醤油の普及に伴い醤油味になったとか。
具材も鶏肉、里イモ、大根、小松菜が主でいずれも吉川では手に入りやすい食材ですね。
活動を続けていく中で、自分たちの料理を、若い人に伝えていく役割があるのではないか
と気づき、「子ども料理教室」や「イクメン講座」なども開催したそうです。
笑って、おしゃべりして、おいしく食べて生き生きの極意を教わった感じがしました。
活動の様子を動画でご覧ください。 ↓
