よしかわ便り
日本美容技術協会の新日本髪お披露目会でした。
２０１１年１月２日、創業１００年以上の老舗美容室、HairArt ROCO Factoryさんで、お正月にふさわしいイベントが行われました。
日本髪の伝統技術を残して行くとともに、髪結いの道具や髪飾り職人さんの技術も守って行きたという、有志の皆さんによるイベントです。
熊谷市の呉服屋さんのお声掛けで始まったのは、「着物を美しく見せるには、日本髪が一番」との思いから。
企画を練ること半年。そして若い美容師さんたちが技術の習得のために約１年を費やしました。通常の勉強会とは別に、月に一度深夜まで練習を重ねたとのことです。
モデルは市民の皆さんを中心に１０名。
それぞれの年代に合ったスタイルに仕上げます。
当日は早朝から１０人分の日本髪を結い、メイクをし、着付けをして浅草の浅草寺へ初詣です。
すれ違う人たちが振り返り、「綺麗ね」「素敵ですね」とたくさん声を掛けられました。
江戸時代から続くお店の「日本の伝統を守りたい」という思いが、現代の若い人たちによって引き継がれている、ここ吉川の歴史の重みを感じた取材でした。
代表の深山裕孝さんは「これからも続けていきます。日本髪に興味を持っていただけると嬉しいです」とおっしゃっていました。
成人式や七五三など、古典的な日本髪にしてみたい方は、HairArt ROCO Factoryさんへお問合せ下さい。HairArt ROCO Factory
この日の一日をフォトストーリーでご覧ください↓
※店内の写真など、一部をHairArt ROCO Factoryさんにご提供いただきました。
