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よしかわ便り

はじめてのボランティア体験「古切手の旅」

2011年12月11日おあしすにて、市民活動サポートセンター・吉川市ボランティアセンター・吉川市の主催によるボランティア体験会が開催されました。
■ボランティアをしてみたいけど、何から始めたらいいのかな?
■自分にもできるボランティアがあるかな?

などなどボランティア初心者のための初めの一歩となる企画です。

古切手の旅

使用済みの切手でも、きちんと整理・分類すれば、業者さんやコレクター(趣味で切手を集めている人たち)が購入してくれるのをご存知ですか。

この資金を福祉施設の整備に充てたり、車いすなどの備品を購入する資金の一部とするボランティア活動があります。

吉川市では、古切手を集めて、使用済みか、未使用か、日本の切手か、外国の切手かというように分類する作業を、吉川市ボランティアセンターで行っています。
これを養護盲老人ホーム「ひとみ園」へ届けます。
吉川市ボランティアセンターでは毎月、この作業を行っていますが、この度、おあしす内にある市民活動サポートセンターと一緒に開催することになりました。「市民活動」と「ボランティア活動」のコラボレーションです。
広報よしかわやポスターなどを見て集まったボランティアさんは49名。
子どもから年配の方まで、皆さん
手を動かしながらも、お喋りを楽しんでいました。

※提供してくださる切手は、周りのギザギザを残しておいて下さいということです。

参加されていた、ベテランのKさんのお話

7年ほど前から福祉施設の見学をしていて、この活動を知りました。「ぼらんてぃあだより」で吉川市でも募集しているのを知り、それからずっとボランティアセンターで活動しています。今回は若い方たちと一緒で楽しいです。昔のスター歌手の切手などを見つけるとワクワクしたりします。

同じくベテランさんのお話

孫と同じくらいのお嬢さんと一緒にお喋りができて嬉しいわ。
サークルと違って、自分の空いている時間に少しだけでも参加できるのでいいですね。

中曽根小学校の児童会の皆さん

何か、自分たちにできるボランティアがないかなと担当の先生に相談して、この活動を教えてもらいました。キティちゃんのハート型の切手もあって、すごくかわいい!

市民参加推進課のHさんは

「ボランティア体験」ということで、参加者に制限をかけず、どなたでも参加できる取り組みにしました。会場をおあしすにしたことで休日開催ができるようになり、遊びに来ていた子どもたちも飛び入り参加してくれて嬉しいです。

養護盲老人ホームの茂木幹央園長さんからのお礼のビデオレターも届きました。

・何かしてあげようという気持ち
・古切手を集める作業
・集まった古切手を整理する作業
この3つの切手パワーのおかげで快適な施設が出来ました。
皆さんの貴重な「時間」をいただいたことをとても感謝しています。
使用済みの切手がどんなに役に立っているか、一人でも多くの方に広めてほしいです。

取材して

3世代が一緒になってボランティア活動ができるなんて、とても素敵なことです。
いつでも、だれでも、少しでも、という垣根の低さと、これまで別々に活動していたボランティアセンターさんと市民活動サポートセンターさんが手をつないだことで、大勢の市民が参加できる場が誕生したのだと思います。
初めてのボランティア、参加した皆さんの力でどんどん広まるといいですね。

初めてのボランティア体験の様子を動画でご覧ください。