地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、吉川の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

吉川の地域情報サイト「まいぷれ」

よしかわ便り

有機農業指導者を訪ねて

市内で有機栽培をされている、名倉さんの畑を見学して来ました。

名倉さんは、埼玉県地域指導農家にも認定されておられ、農業改革を目指して、新しく農業を始めたい人たちの指導をされている「農業のスペシャリスト」。

日本有機農業研究会の会員でもいらっしゃいます。


研修生の皆さん

雑草を刈る前(左)と刈った後(右)
雑草を刈る前(左)と刈った後(右)
有機農業は土づくり。
有機農業は土づくり。

ピカピカの美しい野菜たち。

これはズッキーニ
これはズッキーニ
夏野菜の代表、トマトとナス
夏野菜の代表、トマトとナス
昔なつかしい「まくわうり」
昔なつかしい「まくわうり」
収穫直前の、みずみずしいウリ
収穫直前の、みずみずしいウリ
名倉さんは、「寝ても覚めても野菜作りのことを考えている」とおっしゃいます。
「野菜作りは難しい。場所によって土も違い、天候も毎年同じではない。微生物や虫と共存し、どうやって無駄のない美味しい野菜をつくるか。日々難題に取り組みつつ、それが解決した時の達成感が農業の魅力。研修生の皆さんには、問題を解決する力を付けて達成感を味わってもらうしかないんですよ」というお話でした。
研修は自分との闘いなのかもしれません。それを見守る名倉さんを見ていると、「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」ということわざを連想してしまいました。
身体に優しくて美味しい野菜作りを担う人たちは、厳しい世界で見つけた小さな充実感を噛み締めている人たちでした。